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2019.10.31 経費削減

プリンター用紙の種類ってどれくらいあるの?

プリンター用紙の種類ってどれくらいあるの?

使用しているプリンターによって「インクジェットプリンター用」、「レーザープリンター用」、「コピー機用」など、適したプリンター用紙があります。また、表面の加工や厚み、大きさなどにそれぞれ規格があり、用途によって使い分けをします。ここでは、プリンター用紙の種類とおすすめの用途について紹介します。

プリンター用紙の種類

普通紙

普通紙は別名「PPC用紙」や「コピー用紙」ともよばれ、オフィスでは最も多く使われる用紙のひとつです。文書などのテキスト印刷に向いており、社内の資料作成などによく利用されます。表面にコーティング加工してあるので、画像の印刷でも色にじみを起こしにくいという特徴があります。

上質紙

上質紙は原材料となるパルプと呼ばれる繊維を、主に木材などから取り出しそれを100%使用した紙です。普通紙よりも白く、印刷の仕上がりがきれいになるのが特徴です。インクジェットプリンターやレーザープリンター、コピー機、ファックスなど汎用性が高くさまざまな用途で利用されています。普通の印字はとてもきれいに再現されますが、表面コーティング加工をしていないため、写真の印刷はインクにじみが発生する可能性があり、あまり向いていません。

再生紙

再生紙は古紙(リサイクル紙)が配合されており、紙の色が黄色、灰色がかっているのが特徴です。再生紙は古紙利用率が70%以上あると、環境ラベリング制度のひとつ、グリーンマークを取得するための、グリーン購入法適合品とし認められます。グリーンマークの詳しい内容は下記のリンクを参照ください。再生紙は環境に配慮した用紙であるとともに、通常の業務で利用することで、企業のイメージアップにも貢献するため、現在多くの会社で再生紙が利用されています。しかし、費用の方は再生費用がかかる分、上質紙より価格が高くなる傾向があります。 参照:環境省「グリーンマーク

プリンター用紙の種類

プリンター用紙表面加工の種類

光沢紙

光沢紙は「写真用紙」とも呼ばれ、表面にコート剤を塗布してあり光沢があります。インクジェットプリンターによる写真印刷に向いています。さらに、彩度の高いカラー印刷が可能で、ポスターや独自のイメージを表現したい印刷をおこなう場合は、光沢紙がおすすめです。

マット紙

マット紙は写真印刷に適した光沢のない用紙のことをいいます。表面に艶やテカリがなく、さらっとした質感です。マット紙を選ぶ際はインクジェットプリンター専用のマット紙、レーザープリンター専用のマット紙を選ぶようにします。用途としては、落ち着いた印象を出したいときのチラシや資料作成の印刷に向いています。

ケント紙

厚手で、固く張りのある用紙で滑らかな触り心地が特徴です。ケント紙はパルプと化合物を混ぜてつくられる合成紙で、表面に加工をしていないので表面はさらさらとしていながら凹凸があります。なじみ深いところでいえば、画用紙や製図用紙として使われています。印刷する際は、名刺等に利用するのがおすすめです。

プリンター用紙の3つの規格

1. 白色度

白色度とは用紙の白色の度合いを数値で示した度合いのことです。最も白いのが「真白」で100%。その反対が「真黒」で0%になります。普通紙で白色度は80%~95%。上質紙は80%以上。再生紙は70%以下になります。

2. 紙の重さ

紙の重さを表すには「坪量」と「連量」の2つがあります。 坪量とは1枚、1㎡あたりの重さで、単位はg/m²で表示します。一般的なコピー用紙は、坪量約66g/m²で用紙の厚みによって重量が変わります。一方、連量は1,000枚を1連とし、その重量のことで、単位は㎏です。連量は任意の大きさを1,000枚単位で重量を測るため、厚みは同じで寸法が大きい方が連量も重くなります。

3. 用紙のサイズ

用紙のサイズは活版印刷が発展した国ドイツの規格「A版」と日本古来の国内規格「B版」があります。

■A版  サイズ : 用途 A0  841mm×1189mm : 大き目のポスターやCADの図面 A1  594mm×841mm : 一般的なポスター A2  420mm×594mm : ポスターや壁掛カレンダー A3  297mm×420mm : パンフレットやレストランのメニュー A4  210mm×297mm : チラシ、資料など(汎用性が高い最もポピュラーな大きさ) A5  148mm×210mm : 納品書や発注書 A6  105mm×148mm : 文庫本 A7  74mmx105mm : 小型のメモ帳 A8  52mmx74mm : 豆本、ミニチュアブック A9  37mm×52mm : あまり用途はありません

用紙のサイズ(A版)

■B版  サイズ : 用途 B0  1030mm×1456mm : 駅の構内ポスター B1  728mm×1030mm : 地図ポスター B2  515mm×728mm : カレンダー B3  364mm×515mm : 電車の中刷り広告 B4  257mm×364mm : 新聞の折り込みチラシ B5  182mm×257mm : 辞書・教科書・ノート B6  28mm×182mm : 書籍 B7  91mm×128mm : パスポートのサイズ B8  64mm×91mm : お店のポップやショップカード、または、小さめのフライヤー B9  45mm×64mm : あまり用途はありません

用紙のサイズ(B版)

以上、プリンターの用紙の種類について紹介しました。どんな印刷をするのか用途に合わせて用紙を選ぶことで、環境に配慮したり、きれいに印刷ができたり、厚みで高級感を出したりすることができます。ぜひ、用紙の種類を選ぶ際に参考にしてみてください。

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