JIS X 6932(ISO/IEC 19798)とは?
プリンターの消耗品(トナーやドラム)に記載されてる印刷可能枚数の基準ってご存知ですか??
『プリンターを買うなら消耗品のランニングコストが抑えたい!』 なんて方も少なくはないと思います。
そう思い、いざネットなどで消耗品の価格など調べてみると、各メーカーの消耗品ページに印字可能枚数が記載されています。
1,500枚…10,000枚…。など枚数はバラバラ。
この印刷枚数は各メーカーで何を基準にしているのか?
そもそも各メーカーで基準が異なっていたらなんの指数にもならないのでは?
そんな疑問を抱きつつ、さらに色々調べて見ると
「印刷可能枚数は、JIS X 6932(ISO/IEC 19798)に基づき…」
というような表記を目にすることが多いと思います。
これは一体なんなのか。
そこで【JIS X 6932(ISO/IEC 19798)】について解説いたします!
【JIS X 6932(ISO/IEC 19798)とは何か?】
JIS X 6932(ISO/IEC 19798)とは
カラー電子写真方式プリンタ用トナーカートリッジの印刷可能枚数を測定するための試験方法を定めた規格。とのことです!
簡単に説明すると、印刷する資料の内容は企業によって異なってきますよね! カラーの資料が多い企業もあれば、ほとんどがモノクロ資料で印刷しているという企業も!
印刷する資料によって異なってしまう印刷枚数。
そうなってしまうと各プリンターの印刷可能枚数の比較ができないので…
国際標準規格(ISO)、日本工業規格(JIS)で決められた基準があり、各プリンターはこれに基づき印刷可能枚数を出しているということです!
JIS X 6932(ISO/IEC 19798)のテスト印刷
JIS X 6932(ISO/IEC 19798)詳細
※カラートナーカートリッジ対象
※A4サイズの普通紙、片面連続印刷
※5枚1セット
こちらを基準として印刷枚数は世界中で統一されているので、是非プリンターの導入を検討している方はひとつ目安として参考にしていただければと思います!