2018.03.14 経費削減
エアコン節約術!扇風機を使ってのコストカット?!
エアコン節約術!扇風機を使ってのコストカット?!
▽目次
はじめに
エアコンの暖かい空気は扇風機を併用することで、部屋全体の空気を循環させることができます。効率よく暖気を活用できるため、簡単な経費削減方法として非常に効果的です。 扇風機と言えば夏の風物詩です。冬になるとお蔵入りすることが多いですが、実はエアコンの暖房と併用することで電気代の節約に繋がります。扇風機が作り出す風がオフィス内の空気を循環させる気流をつくり、部屋全体を温めることができるからです。暖房をお使いの方は、エアコンと扇風機の併用で経費削減に取り組んでみましょう。
扇風機は空気を循環させるパワーがある!
扇風機は涼しい風をつくり出すため、夏場の用途とは異なります。
直接、人に向けてしまうとやはり寒く感じてしまうのでターゲットは室内の空気です。部屋の空気を循環させて暖かい空気と冷たい空気を混ぜる役割、つまりサーキュレーターと同じような効果が期待できます。
一般的な間取りとは異なり、オフィスは部屋の面積が広いケースが多いです。そのため、空気を循環させるためにはパワーが必要となります。
扇風機には風の強度を調節できる機能や、首振り機能がついているため広範囲を対象に強い風を送り込むことが可能です。
壁から天井に向けてなるべく高い首の角度で設置します。そうすることで上から下へ風の流れができるようになり、部屋全体の対流効率が高まるのです。
扇風機で暖房代を大幅カット!
暖かい空気は上に登りやすいため、天井近くの温度が高くなりがちです。対して足元が寒くなりやすく、効果的にエアコンを使用できていない場合があります。
足元を暖かくしようとむやみにエアコンの温度を上げてしまうと、電気代がかさんでしまいます。
さらに、顔にあたってボーっとしてしまったり、息苦しさを感じたりして仕事の作業効率の低下にも繋がりかねません。
この問題は扇風機を使用して暖気を動かす気流をつくれば解決です。扇風機が作り出す風は暖かい空気を天井から押し出し、足元へと送ります。
この流れが部屋全体を満遍なく暖かくして快適な空間を作り出すのです。
エアコンの電気代が1時間あたり数円から数十円かかるのに対して、扇風機であれば1円にも満たないため電気代を気にする必要もありません。
暖房は1度で10%ほども電気代に影響するため、費用対効果が高いのです。
まとめ
冷房よりも暖房の方が電気代は高くなります。
冬場の室温は20度が目安とされていますが、いくら設定温度を上げても暖かい空気が逃げてしまえば無駄な電力を消費してしまうのです。
暖房は1度下げると約10%の節約になると言われています。寒くなるとお役御免と物置にしまっている扇風機が、意外にもオフィスの経費削減に役立つのです。