2018.02.28 経費削減
コピー機や複合機の消費電力はどれくらい?
コピー機や複合機の消費電力は機種によって大幅に異なることがあります。複合機などについている機能を有効活用したり、使い方に対する意識を変えることで大きな節電に繋がります。
コピー機や複合機の消費電力はどの程度のものなのでしょうか。また使い方による消費電力の違いについても気になるところです。一日だけならともかく一年を通した場合、また数年規模で利用する場合には大きな違いとなって表れる可能性も考えられます。機器の選び方や、利用の仕方を工夫することで消費電力を抑えることが出来るかも知れません。
コピー機や複合機にかかる消費電力の種類
コピー機や複合機にかかる消費電力の種類は機器によって分け方が異なりますが、大まかに分けて
「最大電力」「動作時平均消費電力」「待機時消費電力」「TEC値」の4つです。
【最大電力】
コピーをするためにボタンを押すなどして電力量が最大になる数値のことを指します。
【動作時平均消費電力】
印刷などをするために機器を動かしている間に消費する数字の平均を言います。
【待機時消費電力】
複合機などを動作していないときに消費している数字のことを指します。スリープモードやスタンバイモード、節電モードなどにしているときに消費している電力です。
【TEC値】
以上の3電力消費量を比較する国際的な指標です。
多くの企業や組織は平日の5日間利用して、土日祝日はあまり利用しません。
このことを踏まえた仮想の使用状態を踏まえて算出された数字です。
コピー機や複合機にかかる消費電力を節電するポイント
コピー機や複合機にかかる消費電力は年々増加傾向にあり、とどまることを知りません。しかし、節電に関する意識は高まっています。複合機などを印刷する際にはインクジェットタイプとレーザータイプがありますが、インクジェットの方が消費量は低いことが分かっています。また、最大電力を考慮するとこまごまとコピーをするよりまとめて使用するようにした方が総体としての電力量を抑えることが出来ます。さらに、使う必要のない時間については設定によって自然と電源がオフになる機能を使った方が良いでしょう。23時以降はまず全員が使うことがないのに稼働し続けているのはもったいないことです。最後に、複数枚に分けなければならない場合は仕方ありませんが、なるべく複数ページの書類なども一枚でまとめて印刷するようにすると消費量だけでなく、髪も節約することが出来ます。
複合機やコピー機には馬鹿にならない消費電力がかかります。使用する際にかかる電力量の違いを知り、上手く節電していきたいものです。自身で購入するにせよ、リース契約にするにせよ電力量について知り賢くお得に使いたいところですね。リース契約にする場合は用意されているオプションなども参考にしながら選ぶと良いでしょう。