2016.11.10 経費削減
裏紙を使うとコピー機の寿命が縮むって本当?
裏紙を使用するとコピー機の寿命が短くなる?!
目次
はじめに
印刷をかける際、コピー用紙節約のため裏紙を使うことがあると思います。
節約には効果的なのですが、実はコピー機に負担をかける可能性があるのです。
ここでは、裏紙を使用した場合の1番のデメリットについてご紹介したいと思います。
一番のデメリットってなに?
複合機は熱と圧力により、印刷用紙に印刷をしています。
もう少し詳しくご説明すると、複合機のトナーを数百℃の高温で溶かしているのです。
溶かされたトナーをドラム(感光体)にレーザーでくっつけた後 用紙とドラムを圧力でくっつけて印刷内容を印字していきます。その作業の際、使用した裏紙にインクがついていると ローラーやドラムにインクが付着してしまうことがあります。それこそが1番のデメリットなのです。
付着したことにより起こりうるトラブル
それではなぜ付着することがデメリットになるのでしょうか?
それは 「ドラムが汚れてしまい用紙が汚くなる」「紙づまりがおきやすくなる」からです
先ほどもお伝えしたとおり、裏紙を使用は節約にはよいのですが、故障で修理が必要になってしまったり、買い替えが必要となったりしたときのことを考えると裏紙使用しないよりもコストの削減になる場合があります。
使用する用紙に注意すれば、裏紙の活用は必ずしもダメということではありません。
裏紙使用の際は以上の内容に気を付けて使用しましょう!
この他にも様々なデメリットはある!
故障の原因になることなどは前述のとおりですが、他にもデメリットはあります。
例えば、情報漏洩の危険性です。
コピー用紙の両面を使った場合、片面に個人情報の記載がある場合でも、つい見落としてしまいがちですよね。
万が一、その紙をそのまま社外に持ち出してしまったら情報漏洩してしまう危険性があります。
こういった情報管理については会社の信用にも関わります。
また、重要な情報が分かりにくくなるといったデメリットもあります。
その用紙を渡された人には、表面と裏面どちらが重要な情報なのか分かりにくいのです。
例えば、不要なページに×印をつけている企業もありますが、手間がかかるのでおすすめできません。
以上、印刷に裏紙を使うことによるデメリットについて見てきました。
コストカットには効果的かもしれませんが、あくまでもデメリットがあるということは理解しておきましょう。