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コピー機の仕組みとは?

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2019.08.30#コラム

社会人になると毎日当たり前のように使っているコピー機ですが、意外と仕組みを理解していない人も多いです。仕組みを理解することで、不具合があった際に役立つことがあります。

コピー機の仕組み

コピー機のような精密機械の仕組みというと、一見複雑そうに聞こえるかもしれません。そこで、ここではコピー機の仕組みをわかりやすく、単純化して解説していきます。 はじめに、コピー機の中にある大事な部品等を紹介します。

■感光ドラム……円筒の形をしたコピー機の主役、版画の版木(はんぎ)にあたる部品

■静電気……ドアノブに触れた時やセーターを脱ぐ時など「パチッ」とくるあの静電気

■レーザー……簡単にいうと光のこと。光を集めて放射する部品

■トナー……細粒状のインク

つづいて、コピー機は下記の①~⑤の順番で印刷しています。

①帯電 感光ドラムに電圧をかけてその表面にマイナスの静電気を発生させます。

②露光 マイナスの静電気が帯電した感光ドラムに、光(レーザー)を当てスキャンします。

③現象 感光ドラムに光(レーザー)を当てた部分は電圧が下がり、静電気が消えます。その他の光が当たらない部分は電圧が高いままで、静電気が帯電している状態になります。そのような状態の感光ドラムにトナー(細粒状のインク)を近づけると、静電気が帯電している部分にだけインクの粉がくっつきます。

④転写 次に転写ロールに圧力をかけて、感光ドラムのマイナスとは逆にプラスの静電気を発生させます。すると、感光ドラムに着いたインク粉が転写ロールの転写用紙(コピー用紙)に移ります。

⑤定借 最後に、コピー用紙に圧力をかけてトナー(細粒状のインク)をしっかり密着させ、コピー用紙からはがれないようにします。

コピーの原理は静電気がカギ!

静電気には電池と同じように、プラスやマイナスがあります。静電気とはプラスやマイナスの電荷が流れず、じっと止まっている状態のことをいいます。すなわち「電気が静かにしている状態」です。また静電気の性質として、皆さんもよく知っている「くっつく力」があります。静電気をおこした下敷きに、机の上に紙の小片に近づけると、紙が舞い上がり下敷きにくっつく現象です。コピーはこの現象を利用しています。さて、コピー機で最も大事な部品の感光ドラム。感光ドラムの感光体は絶縁体(電流を通さない)で、静電気がたまる性質を持っています。合わせて、光(レーザー)を当てると電気が流れるという特性もあります。感光ドラムの電気が流れた部分は静電気がなくなるので何も起こらず、光が当たらなかった部分には静電気の力がはたらいて、トナーを近づけるとインクの粉がくっつくというのがコピーの原理になります。 プリンターの仕組みは複雑だと思いがちですが、版画の原理が進化したものになります。故障した時、印刷が出来なくなった時、不具合が起きた時に大枠を知っていることで対応出来ることが変わりますので、版画の原理で静電気が活用されていることだけ覚えておきましょう。

プリンター,汚れ,線,黒い線

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