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蒟蒻版について

蒟蒻版...印刷法のひとつで寒天にグリセリンとにかわをまぜて煮てつくった版に
      特殊なインクで書画をかいた紙を当て、転写したものを原版として印刷kon018

※別名寒天版。寒天を煮て平板に凝固させ,染料で書いた原稿をこの版面に
貼付し転写させ、寒天の吸収した染料を白紙に転染して数十枚の複写をとる印刷法。
版がぶよぶよしたこんにゃく状なので、この名がつきました。



・謄写印刷(ガリ版刷)に先駆けて利用された平版印刷の一種

平版印刷...印刷原版に凹凸を付ける凸版、凹版やあなを空けたりする孔版
このような工程をおこなうことなく
化学反応により必要な部分のみにインクをのせる印刷方法である。
そのため特殊な筆記用具を必要しなくてもどんな紙にも簡便に印刷できるというとこが利点
ですが蒟蒻版の場合、印刷枚数は50枚程度で大量印刷向きではなかった


なぜ大量印刷向きでないのか。恐らく、原版が蒟蒻や寒天という軟弱な物質だったため
このように推測されるのは、蒟蒻に比べて硬質の石材を利用した平版印刷(石印版)があり
こちらは漢籍などの大量印刷に広く利用されたからである。

このように蒟蒻版は簡便かつ少部数印刷という特徴
そのため官庁や学校、企業などの会議資料や内部文書に広く利用された。14596043079_4d8f6e5982_m8



時代...明治10年代から昭和初期までと意外に幅広い

蒟蒻版のインク...青紫色
(筆書きによるものが良く見受けられる)


ですが大正末年頃の改良によりタイプ打ち原稿を使用した蒟蒻版も見られるようなった
※タイプによる蒟蒻版の中で印刷状態の良いものは、謄写印刷との区別がつきにくいため注意が必要



青紫色のインク...メチルバイオレットという染料
※現在でもインクやトナーの一部、細胞染色液やpH指示薬など多岐にわたって使用されている。

メチルバイオレット...紫外線による退色が顕著である。
実験で室内に放置した場合、6年間で判読不能になったと言われている


・現在退色を防止したり、既に退色した情報を復原する化学的手段は無し。
そのため従来は、上から墨でなぞったり退色の度合いが弱いうちにハードコピーをとる以外に
情報を保存する方法はなかったといわれている

 

 

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